安心して借入するために!3つの闇金融見極めポイント

借り入れしたい、と思っても万が一借り入れした先が闇金融だったら・・と思うと怖くてなかなか借り入れできない人もいると思います。テレビドラマで怖い人が毎日取り立てにやってくるシーンを何度も見たことがありますが、そもそも闇金融とはどういうものなのでしょうか?

貸金業者は国や都道府県知事に申請を出して登録をし、法律に基づいて営業することが義務付けられています。闇金融は未登録の業者や、登録はしていても法外な金利を要求する業者のことをいいます。手口はかなり悪質で法外な金利を要求し、何時までに連絡をくださいと言っておきながら、電話をしてもわざと出ないで返済を遅らせてその分の金利を要求したり、職場にまで電話をかけたり、さまざまな方法で嫌がらせをしてきます。一度借入してしまうとなかなか抜け出せないのが闇金融です。では闇金融と普通の業者はどうやって見分けたらいいのでしょうか?

まず一番わかりやすいのは電話番号です。営業を始める前に登録する際、固定電話の番号が必要になります。なので広告に携帯電話の番号しか書いていなかったり、固定電話の番号と一緒に携帯電話の番号が書かれていたりするような業者は闇金融です。携帯電話だけだと怪しいと思われても証拠がつかみにくく摘発されにくいので、登録の際に認められていません。街中で携帯電話の番号だけ書いてある広告をよく目にしますが、闇金融なので電話しないようにしましょう。

次に広告です。新聞に広告をだしていたら、どうでしょうか?大手の新聞の朝刊は広告依頼が多く、掲載するための条件も厳しくなっています。闇金融は大手の新聞社の朝刊には広告を出せないので、大手の朝刊に広告を出しているようなところから借入すると安心です。雑誌などでもギャンブル誌のようにお金に困っている人がたくさん食いつきそうで、しかも広告を集めるのに苦労していそうな雑誌は掲載条件が緩くなっています。そういう雑誌に掲載されている貸金業者の広告は闇金融の可能性があって危険です。またキャッチコピーなどで、ありえない低金利だったり、ブラックの人も借りれますなどの怪しい文句を書いているような広告にも要注意です。本当に困っている人はフラフラいってしまいそうな言葉が並べ立てられています。借入する前に一度冷静になって広告を見ることが大切です。

そして大手なら安心と書きましたが、最近ではその大手の名前を偽ってダイレクトメールを送ってくることがあります。名前もイメージカラーなどもよく似せて作ってあるのでだまされてしまいそうですが、大手の貸金業者はそれまでになんの付き合いもない人にいきなりダイレクトメールを送ってきたりしません。なので大手の名前でダイレクトメールがきても、ダイレクトメールがきた時点で闇金融だといえます。

このように冷静になって考えればきちんと見分けがつきます。ものすごく困っていたら冷静さに欠けることもあるでしょう。しかし、闇金融に手をだしたら完済は難しいです。自分を守るためにも闇金融から借り入れはしないようにしましょう。

閉じる