ブラックリストに載ってしまったら、出来なくなること

借金の返済をしないでいるとブラックリストに載る、というイメージがよくあります。では具体的にブラックリストに載るとどうなるのでしょうか?

まずブラックリストという名簿があってそれに登録されるような認識がよくされていますが、実際はブラックリストというリストは存在しません。信用情報機関で、きちんと返済されている情報をホワイト情報、返済が滞ったり、債務整理された事故情報をブラック情報と読んでいてブラック情報が信用情報機関に記録されたことが、一般的にブラックリストに載ったと言われているのです。

そしてブラックリストに載ってしまうとその後の生活はどうなってしまうのでしょうか?ブラックリストに載ると、数年間は新しい借り入れができません。車のローンや住宅ローンの申込みも審査に通りません。ブラックリストに載ったということは、この人にお金をお金を貸しても戻ってこないよと、あちこちに広められてしまったのと同じことです。返してくれないと言いふらされている人に誰もお金を貸したくないですよね?一度載ってしまうと、数年間は借り入れやローンを組まないといけないような大きい買い物はあきらめなくてはいけません。しかし数年たつとまた借入できるようになります。この借入できない期間は、借り入れの状況や各機関によって変わるのでそれぞれ異なります。

返済が1回遅れたくらいではブラックリストには載りません。3回以上遅れると載りますが、だからといって1回くらい遅れていいというわけではありません。そのたった1回の返済が遅れた情報もしっかり記録されます。そしてその後のローンの審査などに通らないということもありえます。過去のちょっとしたことで住宅ローンの審査に通らなかったということがないように、返済はきちんと期日を守りましょう。

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