キャッシングの申し込みをしたら人生が終わりました・・・体験談

30代女性会社員です。キャッシングで破産したなんて話をよく聞きますけど、私は絶対にそんなことはないと思っていました。キャッシングをそんなにたくさんしなければ、絶対に破産なんてしませんよね。だから、必要なときだけキャッシングを使って、あとは余計なものに絶対に使わないことを心がければ、キャッシングは安全。

そう思って、自信満々にキャッシングの申し込みをしました。実は、そこまで使う目的もなかったのですが、申し込みだけしておこうと思ったのです。

お金を借りる必要がある人はキャッシングに申しこめばあっという間にお金を使ってしまって返済に苦しむかもしれませんが、ただキャッシングを申し込むだけでは困ったことにはならないはずですよね。借りなければいいのです。

でも、こんな世の中ですから、どんなことが起こるかわかりません。急にお金が必要になったとき、どこからお金を工面したらいいのか・・・考えると不安になってしまいます。ですので、万が一のとき、申し込みだけしておいていつでもキャッシングが使える状態にしておけば安心です。そう思って申し込みをしました。

めでたく審査に受かり、カードを作ることができました。一安心でした。しかし、安心したのはつかの間です。なぜか、私は、必要のなかったキャッシングを使ってしまったのです。

その日、友人と待ち合わせしていたときに、ふと目にとまった一足の靴。通勤用にとてもいいなと思いました。値段も手頃でしたし、買うことにしました。ところが、たまたまお財布に余裕がありませんでした。そこで、財布に入っていた、キャッシング用のカードに目が止まりました。「いいや、これで払っちゃえ!」

・・・そうなんです。これが地獄の始まりでした。あまりにかんたんにお金が借りられたので、自分のお金のように錯覚してしまったのかもしれません。後から払うことを忘れたように、次々とキャッシングをしてしまったのです。高い買い物はしませんでしたが、塵も積もれば山となるという言葉通り、ちょっとだけのキャッシングがつもりにつもって・・・。

気づいたときには、返済額が50万円!アルバイトをしなければやっていけません。そのことで、結婚を約束していた彼に、愛想をつかされてしまいました。デートの時間もなくなりましたし、なによりも私のルーズさが許せなかったようです。私の人生は、キャッシングで変わってしまったのです。

万が一のときに備えて、申し込みしておくだけ。それだけだったのに・・・。どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。

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